沖縄県高校進学情報｜富士学院[富士塾] | 日記 | 個別指導とは

このサイトはリクルートさんの運営ですが、見ている人はほとんどいないようなので、公式ブログでは書かないような業界話や学習に関する裏話などを気ままに書いていこうかなと思っています。

今日は個別指導と集団指導について。

そもそも個別指導という名称がさかんに使われるようになったのはバブル崩壊後の不景気時代。それまで高額な金額で運営していた首都圏を中心とする学習塾も売上減少は避けられませんでした。

そこで考えられたのが、持てる人から多く払ってもらう、すなわち薄利多売の逆、多利薄売です。少ない人員で少ない生徒から多くの売上をあげる題目として個別指導という名称が使われるようになります。

名前からして如何にも懇切丁寧で集中指導するような名前に聞こえるのが不思議です。
冷静に考えれば、家庭教師が相手の家庭に行かず自分の家に来てもらうというもので、横着な家庭教師なのですが、ネーミングのマジックで、なかなかそれには気づかないものです。

ではなぜ個別指導型が普及していったでしょうか。これは次回に。